患者さまの健康管理のプロである看護師ですが、
ハードなお仕事だけに、自分自身の管理がついつい疎かになりがち・・・
なんて声も耳にすることが多いですよね。
勤務時間が不規則かつハードな看護師のお仕事に携わる中で、
ご自身の健康面で配慮されている点・心がけて実践していることを教えて下さい!!
私は看護師ですが実は穀菜食をしています。
現代の西洋式栄養学では持たないことを患者さんを見ていて気付き
それから食事に気を配るようになりました。
それからは頑張りすぎたなという日でも次の日には疲れ知らずです。
不規則な勤務の中で、できるだけ運動をするようにしています。
夜勤入り、明け、休みの日はランニングをすることを心がけていました。
夜勤入りの日はできるだけ早く起きてランニング。
早く起きることと、運動したことで昼寝もしっかりできます。
夜勤明けも帰宅してもすぐに眠れないことが多いので、
運動することで心地よく疲れて休息がとれます。
食事の面でも、夜勤のときのおやつには干し芋やヨーグルトなどを摂るようにしたり、
オクラやアスパラガスなど、レンジで加熱して
マヨネーズをつけて食べることができるような野菜を
積極的に摂取するようにしています。
ストレスを溜めると心のバランスが崩れ、
健康面にも影響を与えてしまうため、イライラしたときはカラオケに行って歌いまくりました。
お酒を飲みながらお腹から声を出し続けていると、その日はよく眠れます。
看護職は腰痛を経験している人が多く、
自分の勤めていた病院では医療従事者専用のスライディングシートや
リフトなどの機器が導入されていました。
腰痛を発症するとキツイため、日頃から予防に努めていました。
仕事のストレスからつい暴飲暴食をしてしまいそうになりますが、
健康面に影響を与えるため避けていました。
夜勤のときもお菓子などの間食はせず、なるべく食べ物を口にしないようにしました。
シフト制の不規則な勤務になってしまうので、
なるべく休日や平日の夜に睡眠を多くとるようにしています。
また、仕事が終わったら、付き合いでの飲み会などもほどほどにして、
早く帰宅し、家ゆっくりお風呂に入ったり、食事をしたり、
趣味の時間をつくるようにしています。
休日の過ごし方と仕事終わりの過ご仕方を自分が一番リラックスできるようにすることで、
日々の疲れをため込まないようにしています。
休日や仕事後に時間のあるときは、軽くウォーキングしたり、
ジョギングしたりしています。
食生活も乱れやすいので、自炊できないときでも、
栄養バランスを考えながら買い物や食事をとるようにしています。
そして、とにかく疲れたとき、ひとりになりたいときは、
早く仕事を終えて帰宅し、ゴロゴロしてカラダを休ませています。
日ごろから気をつけていても、生理や風邪症状、インフルエンザや
ノロウイルスの流行など、どうしても体調のすぐれないとき、
体調不良を起こしてしまうきときがあります。
そういったときは、「病棟や他の人に迷惑がかかるな~」とかあんまり気にせず、
とにかく早めに上司に報告したり、相談することで、休息をとり、
カラダの調子を整える時間に専念します。
どうしてもみんなに迷惑がかかるとか考えがちですが、
自分の健康は自分が守らなければいけないこと、
自分の健康が何よりも一番大事であるということを自覚することが大切です。
夜勤明けって「すぐ寝る派」と「夜まで寝ない派」に分かれますが、
私は夜勤明けはすぐ寝ます。
というのも、いくら夜間帯に仮眠時間があったとしても到底不十分です。
夜勤終了前には既に眠気に襲われていますし、
帰ったら即シャワーを浴びて5-6時間位寝ます。
これは普段の睡眠時間に近いです。
夕方目覚めてスッキリですよ。
やはり眠い時は無理せず寝るのが私の普段からの心がけです。
私が普段気を付けていることは睡眠についてです。
十分な睡眠をとらないと免疫力が落ちて、
体調を崩しやすくなってしまうので、確実に睡眠時間を確保するように心掛けています。
ストレスがたまるので、食べたいものを食べること。
我慢するとさらにストレスがたまり、太ってしまうので、我慢しない。
ダイエットを気にするとさらにストレスで太るから、
食べたいものをたべたいだけ。
仕事がハードだからよく動いて消費されるので、それほど太らない。
ただ、間食は控えるようにしている。
夜勤や早朝出勤などがあり、体内時計が狂ったり、
ストレスも多く自律神経のバランスがおかしくなったりしがちですので、
体調管理に気をつけている看護師は多いと思います。
私はめまいや難聴を持っており、自律神経失調気味だったので
特に睡眠に気をつけていました。
睡眠不足の状態では、めまいやふらつきの症状が出やすく、
自分もしんどいですがミスを起こしてしまうことが多いため、
睡眠を十分に取るように心がけていました。
しかし、軽く不眠症気味の方も多いと思いますが、
受診し睡眠導入剤や精神安定剤の処方をしてもらい、
多少強引にでも睡眠をとっていました。
勤務が不規則で、食事が偏った食事になったり食事自体ができない時もあるので、
ネットで1週間分の献立を見て、参考にしてまとめ買い・まとめて料理(作り置き)で、
できる限り外食やコンビニ食にならないよう気をつけていました。
また、どんなに疲れて早く寝たいときも、
できるだけ湯船につかって体をほぐしてから眠るようにして、
翌日に疲れを残さないようにしていました。
不規則でハードな勤務が続くと、一番目の調子が悪くなります。
深夜寝ずに忙しい勤務をしていると明け方
電子カルテに看護記録などを打ち込んでいると
目が乾燥したり、かすんできたりします。
なるべく目の負担を軽減するようにコンタクトレンズをやめて
眼鏡で過ごすことや、目の乾燥を感じたらこまめに目薬を差すなど
目のケアに心がけています。
長時間の立ち仕事が続くと足のむくみが辛くなります。
そのため、寝るときは枕やクッションで足を高く上げて、
むくみを解消するようにします。
また、勤務中に弾性ストッキングを着用して
むくみを予防することにも心がけています。
近年、足元への危険防止の観点からつま先が覆われたナースシューズが推奨されています。
長時間勤務になると足のムレや臭いだけでなく、
足の疥癬などにつながらないように、ストッキングの上に吸汗性のいい靴下をはくなど、
足の健康に心がけています。
仕事をしていると、毎日しっかり家事をこなすことは大変なので、
私は夜勤明けの時に掃除をしっかりするようにしています。
きれいな家を保っていたい思いはありますが、自分を追いつめないように、
精神面での健康、ということで自分の中で決めていることです。
食事の残り物でもいいので、できるだけ自分で作ったものを
お弁当にして持っていくことを心がけています。
みそ汁には乾燥わかめを持参してたっぷり入れたり、
ばりばりかじることができるセロリなどを持っていったりします。
帰りの道中におなかがすくこともよくあるので、
そのとき用にリンゴを持っていったり、できるだけお菓子屋、
パンなどに頼らないようにしています。