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オペ室をやめたい≪悩み≫


オペ室での仕事は看護師業務の中でも特殊なものが多く、
ひとたび配属されれば、新人であっても数年の経験を積んだ看護師であっても、
初めて接する業務ばかりで、これまで経験したことの無い分野の仕事を
たくさん覚えていくことになります。

そのため、それらの自分のキャパシティーを超える仕事内容の数々に、
オペ場経験の浅い最初の頃には誰もが「やめたい、きつい、しんどい…」
という気持ちと戦うことになるのではないかと思います。

きつい・厳しい・つらい!辞めたい

オペ室業務において特に特殊な業務といえば、
やはり直接介助いわゆる器械出しではないでしょうか。

初めて器械出しに就くときには、その術式の開創から閉創までの流れを
暗記しておかなければなりませんし、それ以前にその術式で用いられる器械・
器具の名称や形状、それらの使い方から覚えておかなくては全く話になりません。

新人の頃は、医師にも「初めてです。」
「○回目なのでお手柔らかに…」と挨拶はしておくものの、
実際にオペが始まってしまうと術中には何が起こるか分からないので、
もしも迅速な対応が必要な事態が起こってしまったら、
医師だって“優しい言葉遣い”や“新人への配慮”なんてしていられなくなってしまうこともあり、
そんな医師の厳しい対応を目の当たりにして委縮してしまったり、
“自分はオペ看に向いていないのでは”と悩むことになってしまうのではないかと思います。

また、間接介助の業務においても通常時のルーティンワークは難なくこなせていたとしても、
緊急オペや術中の急変、緊急事態などが起こった場合に適切な対応ができず、
“自分は向いていないかもしれない”という悩みになっていくこともあると思います。

経験年数により解決

しかし、これらの悩みはすべて
『十分な経験年数と経験量』によって解決してしまうことなのです。

もっといえば、例え経験量が“十分”でなかったとしても、
1回ずつ経験が増えて行くたびに、次にそういった場面に遭遇した際には、
自分が思っている以上に前回より体が動いたりするものだと思います。

ですが緊急事態の経験に限っては、そう頻繁に遭遇するものでもなく、
何の心の準備もしていない時に突然やってきて、
次は忘れた頃にまた突然遭遇することの多い場面であることも事実です。

“何の心の準備もしていない”と言ってしまうと、
少し語弊があるかもしれませんが、それでも新人時代、
数年の経験で初めてそういった場面に遭遇したときには、
場に応じた咄嗟の行動や対応があまりにも出来なさすぎる自分の姿に、
そのような気持ちになってしまうことも多いのではないかと思います。

3年先から10年先へ

ですが、先ほども言ったようにこれらの悩みは1日でも長くオペ看をしていることで、
1つでも多くの手術についてみることで、1年先、3年先、
10年先には1つずつ消えているであろう悩みなのだと思います。

オペ看になったばかりの今現在は、出来ないことが多過ぎて、
自分のキャパシティーでは対応しきれないことが多過ぎて、
きつい、しんどいと嫌になることも多いかもしれませんが、
オペナースとして『数年後にはどんな緊急事態にも適切に対応し、
オペを受けることに不安な患者さんの拠り所となっている。』

そんな姿の自分を思い描きながら今日も1日、
1オペを着実に経験して行って頂けたらと思います。