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ガウンテクニックの手順や方法!感染拡大を予防する


ガウンテクニックを行う目的としては、大きく2つあり、1つは易感染状態にある患者を感染させないようにするため、もう1つは感染源となっている患者から他の患者や医療者に感染しないようにすることです。
正しい手順を行う事で、感染予防に努める必要があります。

汚染区域での注意点

一般的に病棟で使用されているのは未滅菌ガウンで、手術室で使用されるのは滅菌ガウンです。
滅菌ガウンを使用する可能性が高いのは救急外来、手術室、内視鏡室、血管造影室などです。
滅菌ガウンを着用した場合は、自分に触れる裏側が汚染区域となります。
医療者が感染源とならない事が重要となります。
そのため、ガウンテクニックに関しては病院ごとで統一した手順で行っているところが殆どですので、手術室勤務になった場合には先輩看護師に確認しておきましょう。

未滅菌ガウンでも着脱手順は正しく

まずは手順を覚えておく必要があります。
物品の準備を事前に行わなければならないため、何が最低限必要なのかを把握しておきましょう。

【手順】

  • ディスポーザル手袋とマスク、帽子を着用
  • ガウンの表側に触れないように襟紐部分を掴みながらガウンを着用
  • 最後に襟紐と腰紐を結ぶ

脱ぐ際にも感染の危険性は潜んでいます。
脱ぐ時にガウンの表側に触れてしまうと感染してしまうために、触れないように脱がなければなりません。

【手順】

  • 腰紐を外し、ディスポーザル手袋を内側にして破棄する。
  • 襟紐を外し、片方の袖口に指先を差し込み、手を引きぬく。もう片方が引き抜いた手で内側から袖口を広げ引き抜く。
  • マスクと帽子を脱ぐ。

ガウンの表側は不潔と判断して取り扱わなければなりません。

ガウンは室内に置くか、室外に置くかは医療メンバーと相談して決定します。
室内の場合は、表をそのままにしてガウン掛けにかけますが、室外の場合には中表にして掛けます。

清潔と不潔の部分を分けてガウンテクニックを行ったとしても、完全に防げている可能性は少ないため、念のため脱いだあとは必ずうがいと手洗いは行うようにしましょう。

手技は動画で確認

ガウンテクニックの手技は、直接、学校などで演習を受けて学ぶ内容でしたが、現在ではネットの普及に伴って動画サイトでも観れるようになり、手技の確認をしやすくなりました。

しかし、中には経験を通しての独自の手技の動画サイトを見受けられるようになりました。
臨機応変は大変大切な事ではありますが、基本を抑えておく必要があります。

そのため、企業が公式にアップしている動画を観る事をお勧めします。
また、最近ではテキストに付録としてDVDがついている物もありますので、テキストを参考にしながら観るのもいいでしょう。

感染が拡大してしまう理由には感染の発見が遅れてしまうのも1つですが、感染を確認していたにも関わらず、手技のミスによって媒体となってしまう場合もあります。
特に高齢者が多くいる施設では感染が広がりやすいので注意しなければなりません。