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ターミナルケアと介護や看護施設の役割とは!?


ターミナルケアの定義は特に定まっていません。
厚生労働省でも患者の状態に応じて、医療・ケアチームの判断に任せるとしています。

日本医師会は厚生労働省と同じ考えを示していますが、日本救急医学会、全日本病院協会などは独自の定義を示しています。
一般的には老衰や疾患、傷病によって治療を行っても治る見込みはない状態で余命が3~6ヶ月以内、または嚥下困難になってからと示しています。

定義は定まっていない

定義がはっきりとしない理由としては、現在の日本では研究が不十分で余命の予測は不可能に近く、具体的に期間を示す事ができないからです。
余命を宣告されてもそれ以上に生きる場合もあり、嚥下困難でも経管栄養を行えば延命が望めます。

そして、死に向き合うのは患者だけではありません。
支える家族も向き合わなければなりません。

その家族の定義としては法的な親族だけでなく、患者が信頼を寄せ、患者支えている関係者も含まれる意向になっています。

看護と介護の両方が必要

ターミナルケアにおいて重要な事は、患者が最後までその人らしく生きれるように生活の質が向上するように看護及び介護する事です。
ターミナル期には精神的苦痛の緩和ケアを行わなければならず、最も比重が重いと言われています。

傾聴を行う事によって介護者や本人は心の整理を行う事ができます。
その整理した内容の中には解決できる問題もあるかもしれません。

その問題を解決するために行動する事によって、親身に対応してくれるという安心感を与える事が可能になります。
最後を迎える場としては病院、施設、在宅などさまざまですが、どの場でも介護に大きな負担がかかります。

在宅や施設では訪問看護や訪問診療を受けながら介護を行う事で、介護者の負担の軽減を図ることが可能になります。

療養費と高額療養制度

訪問看護や訪問診療を導入する事によって、ターミナルでは料金が加算される場合があり、療養費が気になりますが、一定の金額に達すると高額療養制度の利用ができます。

介護は患者が亡くなれば終わりで、家族は想像以上の悲しみでうつ病を発症してしまう可能性もあります。
看護師は家族が新しい環境に早く慣れるように援助を行わなければなりません。

日常生活での食事の援助!大切なことは?

生活の質の中に日常生活動作も含まれ、介護は主に食事、排泄、整容、清潔などの援助が求められます。
身体の機能の低下は患者自身にも気付かない間に進行している場合もあります。

昨日と同じ形態の食事を摂取しようと思っても嚥下機能の低下によって思うように食事がとれない事もあれば、消化機能の低下によって嘔気、嘔吐、食欲不振を招く恐れもありまます。
徐々に一人で摂取する事が困難となり、全て介助が必要になってしまいます。

その時の状態に合わせた嗜好品を準備したり、摂取しやすい形態に変える必要があります。
色彩豊かな食事にしてみるのもいいでしょう。
食事が摂取できなければ、身体に必要なエネルギーの供給が不可能となり、全身状態の悪化を促進させてしまいます。

しかし、食事の基本は体に必要な栄養素を取り入れることはもちろん、楽しく食べることも大切です。
少量でも楽しく食事できる環境を整えることも大切です。