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ニュースで見た医療事故の事例について


梅雨が明けた地域も多くなり、夏真っ盛りのような暑さに
体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私が住んでいる地域はなんだか夏に取り残されてしまったようで、
まだ梅雨明けの便りも聞かれずここ数日ずっと降ったり止んだりの雨に、
気分も鬱々としながら今日もなかなか乾かない洗濯物と格闘していました。

いいかげん、部屋干しの景色にももう飽きてしまいました。笑

本当に、梅雨よ早く明けてくれーーー!です。

裁判沙汰になった事例

さて。
少し前になるのですが、私の住む地域にある病院で起こった2件の医療事故について、
裁判で賠償金の支払いが確定したというニュースが流れていました。

病院で働いていると、常について回るリスクであるのが医療ミス、医療事故ですよね。

今回裁判になっていた医療事故は、
1つが退院の際に転出施設への服用薬剤の伝達ミスによって、高度障害を発症してしまったというもの。

そしてもう1つは
入院中の患者への禁忌薬剤使用によるアナフィラキシーショック後の死亡事例というものでした。

1つ目は直接的に看護師に関係のある事例ではありませんでしたが、
2つ目の事例は看護師が起こした医療事故であり、
日々薬剤を取り扱っている私もいつ当事者になるかわからない非常に身近なニュースとして、
食いついてテレビを見てしまっていました。

ヒヤリハットと医療ミスのトラウマ

ネットで「看護師 医療事故」と検索してみると、
かなりの件数のヒヤリハットの事例が見つかります。

中でも多いのは点滴の滴下速度に関するものでしょうか。

結果として、そのミスは大事に至らなかったとしても、
ミスを起こし、“大事になる前に対処ができて事なきを得た…”という一部始終を見た本人や、
“もしもこれが手遅れとなって大事になっていたら…”と想像する本人にとっては、
かなりのトラウマになりますし、その後仕事をしていくこと自体に
自信を失ってしまうことにもなりかねませんよね。

しかし、多くの先輩方がミスをした後輩にかけてくれる言葉は、
「人間誰でもミスはする。このミスを今日以降、
絶対に二度としないように反省して原因を突き止めて記憶に刻みなさい。」
というもの。

確かに、一度起こったミスをいつまでも引きずってしまうだけで、
仕事を辞めたりすぐに忘れてしまう(そんな方はいないとは思いますが!)というのは、
全く無意味で本末転倒なことであると、私もこの年になったからかもしれませんが思います。

この看護師不足の時代に、ミスによってさらに看護の担い手が減っていってしまうのは、
なんとももどかしい事でもあると思います。

同じ失敗・ミスを起こさない

ミスの当事者となってしまわれた患者様、そのご家族にしてみれば、
私の発言は決して許せないものかもしれません。

しかし、「その方がいたから、同じ失敗を起こさない今後が生まれる。」という気持ちで、
そのミスを乗り越え、しっかり反省をして明日からの仕事もさらに真摯な気持ちで取り組んでいけるように、
私自身も気を引き締めなければいけないなと、改めて感じさせてもらえるニュースでした。

むしろ私は、自分でミスをしたり自分の周りの看護師がミスを起こす前に、
ニュースという形でミスの事実を目の当たりにし気を引き締めることができた
とてもラッキーな看護師なのかもしれません。

自分の身近で起こった医療事故ということで、
他人事とは思えなかったこの症例を“自分の経験”として取り込んで、
この先大きな事故を起こしてしまわないように、明日からも仕事を頑張ろうと再確認できた出来事でした。

さぁ、次の台風が通り過ぎたら梅雨明け宣言してもらえるかな?

皆さんも、熱中症と夏風邪に気を付けて夏を楽しんで下さいね♪