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リエゾンナースの役割【資格や給料】


リエゾンナースとは、精神看護に特化した専門知識と技術、経験を持つ専門看護師のことです。患者や家族だけだはなく、医療スタッフへのメンタルケアや教育的な関わりも行う、医療現場において欠かすことができない重要な役割を担っています。

どんな役割をするの?

リエゾンとは、フランス語でつなげること、橋渡しなどを意味する言葉です。その言葉の通り、は患者と看護師または医療スタッフ同士をつなげる役割を担っています。

直接ケアとして、精神的な問題を抱えている患者やその家族の精神的なケアが大切な役割としてあります。カウンセリングでは、話を傾聴して精神的な負担の軽減を図ることが大切です。呼吸法などのリラクゼーションを用いては、緊張をとりほどいてリラックスした状態になれるように関わります。患者の多くは鬱的な状態にある人やがんを告知された人であり、精神科や緩和ケア病棟に勤務している看護師が多いです。

治療を行う過程で患者と医療スタッフとの考えに違いが生まれることなど、患者間との問題で患者への接し方に悩むことがあります。また、医療スタッフはストレスや人間関係など精神的な負担がかかりやすい環境の業務も多いです。そんなときにもリエゾンナースは活躍します。

リエゾンナースは配属された病棟だけではなく、病院全体にいるすべての人が看護の対象です。医療現場では倫理的な問題が生じることがあり、対象者の人権を保護する必要があります。病院で起こる様々な問題解決に向けて支援することがリエゾンナースに求められる役割です。

リエゾンナースになるには

看護師資格取得後に5年以上の実務経験があり、そのうち3年以上精神科で働いていなければなりません。その条件を満たした後、精神科認定看護師は、日本精神科看護技術協会が実施している研修や実習を行い、試験に合格することが必要です。

精神科専門看護師は、日本看護協会と連携している大学院へ進学して必要な単位を取得後、試験に合格することで資格が得られます。それぞれ、5年ごとの更新が必要です。また、各医療機関で独自に設置している場合は、資格がなくてもなることができます。

給与アップは見込めない?

精神科認定看護師は評価の指針が決まっておらず、スキルアップの資格である要素が大きいため給料面でのアップはあまり期待できません。しかし、精神科専門看護師は、日本専門看護師協議会の就職斡旋もあるなど待遇面での優遇や資格手当も設けています。専門性をもった役割を担っているので、働く医療機関で金額の差はありますが、資格を持っていない看護師と比べると1~3万円程度高くなることが多いようです。

しかし、リエゾンナースが活躍する時間は日勤帯が多いため、夜勤が少なくなる可能性があります。夜勤手当がつかないことで、給料が減少したという事態が起こるかもしれませが、看護師として質の向上や、やりがいを持つことができる素敵なお仕事だと思います。