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保育園の看護師が大変?≪給与など待遇・やりがい≫


2014年度の現在、保育園における看護師の配置については、
私立と公立で現状が違っています。

2008年から実施された国の“私立保育園における看護師配置政策”によって、
全国の私立保育園に関しては看護師が在籍している施設がほとんどとなっているようです。

一方で公立の保育園については明確な看護師の配置基準は設けられず、
運営する市町村に対して配置を“促しただけ”に留まっていて、
2008年度から園児定員が約121人以上の園に対して
看護師の人件費を国が半分負担するという対策が立てられたのですが、
それ以下の規模の小さい園は対象となっておらず、
看護師は人件費の負担が重いこともあって配置する施設が
なかなか増えていないのが現状となっているようです。

私立と公立の違いや配置基準

それでも、私立保育園に看護師を配置するに至った目的である、
体調不良児やアレルギーを持つ子ども、障碍のある子どもたちが
公立保育園を利用することも多くなっており、その子どもたちへのケアの拡充には
看護師の存在は重要かつ不可欠であるという認識も高まってきている中で、
各自治体や施設の努力もあって配置される公立保育園も
徐々にですが増加の傾向にあるということです。

そんな役割も期待され、保育の現場に配置されるようになった看護師なのですが、
その仕事内容については上記のような目的もありながら、
実際には「乳児6人以上の施設で看護師1人が保育士1人とみなされてきた」こともあり、
看護の仕事よりも保育士としての業務を行うことが多いのではないかと思います。

もしくは、その園の方針や経営者の意向などもありますが、
しっかり保健活動や看護師としての役割を果たして欲しいと考えている施設の場合、
両方の仕事が同じくらいの比重でのしかかるオーバーワークとなる場合も、
もしかしたらあるかもしれません。

保育士1名とカウントされる

それでも、保育については子どもが大好きな方であれば、
毎日可愛い子ども達と接することができ、その子達には
「先生」と慕ってもらえ、何十人の園児の成長を間近で感じられる
とても楽しい仕事であると思います。

保育士1名とみなされますので、行事の際の制作物を担当したり、
行事の進行スタッフに数えられることもあって、
その中で病児の観察やケアを行ったり、怪我などあれば
その対応に追われたりと大変な面がたくさんあることも事実です。

ですが、そんな日々を通して保育者としてのやりがいも感じられるし、
保健活動や保護者との関わり、その中で頼りにしてもらえる、
自分がいることで安心してもらえていると実感できたときには
看護師としてのやりがいも十分に感じられるとても素晴らしい仕事だと私は思います。

やりがいと待遇など給与

この2つのやりがいを得ようと奮闘すればするほど、
もちろん看護師本人の大変さは増えてしまうので
現在の保育園看護師の待遇や給与を考えると、少し見合わないと感じてしまうこともあるのですが、
それでも喜びの方が断然大きく、毎日楽しく仕事に励むことができるのではないかと思います。

現在も国は、保育園の看護師配置を推し進める方針であるようですし、
それなりに対策や事業にも取り組んでいるようですが、
保育園の規模に関係なく施設が看護師を配置できるように、

また看護師が待遇に不満を感じることなくめいっぱい仕事に取り組めるように、
国の支援政策がさらに活発化してくれることを願っています。