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公的医療機関の給料≪日赤と準公務員≫


ご存じの方も多いかもしれませんが、日本赤十字病院は医療法において
『公的医療機関』と位置づけられているので、
そこで働く職員については準公務員という扱いになります。

“準公務員”という言葉、時折耳にすることもあるのですが
一体どのような職業の人を指すのでしょうか。

“準”が付くのでもちろん正式な公務員ではないのですが、
「公務員と同じような公益性や公共性を持つ職業に就く者」のことをそう呼ぶようです。

日赤病院の職員以外では、郵便局員や国立大学の職員、
国立病院の職員なども準公務員ということになりますね。

気になる日赤のお給料事情とは

日赤における給料のシステムは、公務員のような棒給制となっています。
なので、日本全国の日本赤十字施設で働く職員のお給料は、
微々たる変動はあれど一般の企業や民間病院のような大きな地域差はないと思います。

ちなみに、赤十字病院の労働組合連合会である全日赤のモデル賃金棒給表によると、
短大3卒の新人看護師の初任給は、19万8300円となっています。

もちろん、専攻科卒の新卒者や2年制専門学校の卒業者、
4年大学新卒者ではスタートの金額が違うのですが、一応毎年昇給はしていくので、
昇給システムの無い民間病院などに比べると
安定して収入アップが見込めると言えるのではないかと思います。

“準”公務員なので公務員の給与変動に連動する?!

私が日赤に勤めていた5年程前は、民主党の政権交代が起こり、
政治も景気もとっても不安定な世相真っ只中でした。

公務員の給料やボーナスも、削減が叫ばれて実行されていた頃だったと思います。

その流れを受けて、日赤内でも公務員に連動したボーナス削減がありました。
お給料については、減給されたり昇給がなくなったりはなかったように記憶しているのですが、
それでも昇給額が少なくなったり、一定の年齢になると昇給自体がなくなっていたか、
数百円程度の昇給額に変わっていっていたような気がします。

その後、政権が自民党に変わり、アベノミクス効果によって大手企業や
公務員など限られた職種に留まっているかもしれませんが、
にわかに景気改善の兆しが見えているというニュースを見るようになりました。

なので、今も日赤に勤めているかつての同僚に、

「最近公務員はお給料やボーナスが上がっているようだけど、日赤も上がった?」

と聞いてみました。

すると、

「そんなわけないよ。むしろまた少なくなったんじゃないかな。
公務員に連動するのは、減る時だけだよ。」

という悲しい現状を教えてくれました。

しかし、

「でも、他の病院は昇給や退職金すらない所もあるみたいだから、
それがある分まだ有難いのかな。」

とも言っていました。

私が住む地域にある病院は大きな拠点病院が日赤も含めて4つほどあります。
そのなかには、昇給も退職金の制度もない病院もあるようです。

病院規模もなかなか大きく、ドクターヘリを導入していたり、
心外の大きなオペが定期的に入るような所なのですが、
待遇やお給料面が充実していないということです。

そういった施設があることを考えると、
後ほど日赤の充実した手厚い待遇面についてご紹介したいと思いますが、
やはり日赤は高待遇だと言えるのではないかなと思います。

>>日赤の看護師の待遇は!?