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友人看護師と主任の悩み~キャリアアップ~


暑さが日増しに強くなってきましたね。

前回の記事をアップしたあと、台風の進路がそれた私の地域はすぐに梅雨明け宣言が出され、全国の皆さまが戦ううだるような暑さの毎日に仲間入りをし、日々干物になった気分で暑さと大量の洗濯物と格闘している私です。

雨でも晴れでも文句を言っているなんて、なんとも身勝手なものだな…と記事を書きながら自分に突っ込みを入れてしまいました。

専攻科時代の仲間とランチ

さて、この前久々に専攻科時代の友人達とランチ会をする機会がありました。

そこで、ついに同級生が「このたび主任に昇格した」という衝撃報告をしてくれました。

確かに年齢的には、もう主任も、もしかしたら師長も出てきてもおかしくはない年齢の私たちなのですが、同級生で役職を持った友人は彼女が初めてだったので、強い衝撃と、すごいな~という尊敬のまなざしで皆崇めるように彼女を祝福していました。笑

しかし、彼女の本題は「主任になった私すごいでしょ」ということではなく、「夜勤も少なくなるし良い話だよ」と持ちかけられて承諾した主任業の、膨大な仕事量に対する愚痴でした。

そしてタイミングの悪いことに、彼女は11月に結婚式を控えている新婚さんなのです。

新婚なので、“楽しい新婚生活&年齢もあるので早めの子作り”が当面の目標であった彼女にとっては、この主任人事は少々想定外のネックとなったようでした。

子育てとの両立は難しい?

この日、彼女が『主任業務表』というものを持っていたので、少し見せて貰いました。

職員の人事管理補佐や、患者・看護管理、安全管理、物品管理、委員会参加など、やはりある程度のイメージ通り多岐に渡る管理業務や師長の業務補佐、それに加えて多くの管理日誌や報告書の提出業務など、見ているだけのこっちが胃の痛くなるような内容がつらつらと記載されていました。

さらに、会議だけでも、月に3回は毎月、他にも不定期で師長主任会や看護介護合同主任会など、「月に何回会議にでなければいけないんだろう…」と友人の身を案じずにはいられない内容の業務表を見て、改めて『師長・主任になるということは、本当に大変なんだな』と身につまされる思いがしました。

そして、それと同時に思ったことが
「子どもがある程度手の離れている女性や、ご主人の理解が十分に得られる女性でないと、兼業主婦としてこの業務を100%でこなすのは、本当に難しいのだろうな」
ということでした。

主任となった彼女自身も、「これは子作りどころじゃない…」と嘆いていました。

私は、これが今まで同級生の中に役職を持つ友人が出現しなかった理由だなと直感しました。

この業務の量は、まだまだ手のかかる小学生・中学生の子どもを持ちながら家事もこなし、看護の仕事も続けているワーキングナースには、かなりの重労働だと思うからです。

結婚・出産のタイミング

今回主任になった彼女は、これまで仕事を一生懸命頑張ってきて、そろそろ結婚・出産をというライフプランで今年結婚を決めたので、同棲生活の経験はあっても「夫婦としての生活」の経験がなく、主任になっても“ある程度うまくやっていけるだろう”と思ったのだそうです。

しかし、実際に人事が発表され徐々に主任としての仕事を勉強・経験して行く中で、子作りに不安を感じ、ご主人とも彼女の仕事が関係するトラブル(長引く会議や突然の勤務振替など)でけんかも増えてしまったと言っていました。

まぁ、友人のご主人は年下で心も広くて優しい方なので、だから夫婦生活がどうこうということはないかもしれませんが、私としては友人の昇進を喜ぶ半面、彼女が体を壊したり、ライフプランが崩れて後悔してしまわないかということが一番心配になってしまいました。

女性のキャリアアップ

最近は、女性のキャリアアップが活発になったり、晩婚化もかなり進んできていますよね。

しかし、女性の幸せを諦めていない方にとってはそこにはリミットもあるし、万全の体調や良好な夫婦仲も必要である。

看護師のキャリアアップや昇進については、働き始めた若い頃からキャリアプランと共に人生のライフプランも合わせた大まかかつ広い視点での綿密な計画が必要なのかなと実感した出来事でした。

ここにいらっしゃる看護師さんの中にも、そんな苦しい現状のなか師長や主任を頑張っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

女性のキャリアと女としての幸せ。

看護師という仕事において、この2つがなんとか上手く両立できる環境が整えばいいのにと切に感じました。