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日赤の看護師と海外≪救助活動や研修≫


地震や大規模災害などが発生した場合、その近隣の医療従事者であれば
その救援活動や援護に参加することはよくあるのですが、
中でも日赤のスタッフについては、いかなる災害・大事故が起こった場合でも、
必ずと言っていいほど救援・救護活動に参加している印象が強いという方も
多いのではないでしょうか。

日本国内には現在92の赤十字病(産)院が存在していて、
その施設に勤務する人は職種に関わらず全ての職員が
「人道的任務」という使命を持って活動しているとされています。

そして、その使命を達成するための基本原則の中に、
“人道”、“奉仕”、“世界性”という言葉が掲げられ、命を守る、利益は求めない、
世界中で互いに力を合わせるということを明確に表明していることが特徴的となっています。

災害時の看護や救護活動の実技

そんな特色を持つ赤十字施設で働く看護師には、
いつでもどのような状況下でもその救助活動に参加できるよう、
災害時の看護・救護活動における看護専門職者としての能力や実技について、
日頃からそれに関する訓練や準備が積極的に行われているのです。

例えば、入職すると新人研修の一環として、
災害発生時十分な物資や道具がないという想定での救援実技講習や、
救急法やトリアージを始めとした災害救護のトレーニングなどが
繰り返し行われることになっています。

また、基本原則における“世界性”に基づいて赤十字看護師は
国際的な活動にも積極的に参加していて、紛争や災害で苦しんでいる人々を救うための
国際救援を始めとした様々な国際協力を行っていることが知られています。

その具体的な例としては、医療環境が整っていない僻地での母子保健事業や、
最近ではアフリカを中心に拡大が問題となっている
エボラ出血熱の感染拡大地域での精神的なケア活動や、
病気に対する啓発活動などが挙げられます。

こうした活動について、赤十字職員である看護師の中から
一人でも多くの海外派遣要員が養成できるよう
赤十字ではその研修にも力を入れているようです。

研修や留学などのサポート体制

実際に資格を取得し、看護師としての経験を積みながら
海外での活動に向けた多くの学習をすることも大変重要なのですが、
まだ看護学生である時点から海外を見据え、目的に向けた学びができるよう、
日本赤十字看護大学では3年生の国際看護学演習のカリキュラムにおいて
アメリカやタイへの海外研修のプログラムが盛り込まれているなど、
他にも海外での研修や留学などを積極的にサポートする体制が整っているようです。

現在「ゆくゆくは海外で誰かの役に立ちたい」、
「外国で医療従事者としてたくさんの経験をしてみたい」と考えている方は、
赤十字大学への進学や日赤への就職も
選択肢の一つとして検討してみるのもいいのではないかと思います。