現役or元看護師さんに、勤務中の科のメリットやデメリットについて
アンケート調査をしてみました。
みなさんが勤務されてる科にも、いいところや逆によくないところって
あるのではないでしょうか。
もしよろしければ、お勤めの科について、簡単にお答え頂ければと思います(*’▽’)
透析クリニックに勤務しています。
前は大学病院の外科だったのでなかなか患者さんとじっくり関わることができなかったのですが、透析室では週3回同じ患者さんが来るのでじっくりと患者さんに関わることができます。
患者さんの一生に関わることができます。
中には30年も通っている患者さんもいるので古くからいるスタッフとは家族のような関係です。そして透析患者さんは外来扱いなので必ず帰ります。
なので残業がない!
ただ、患者方は新人にとても警戒します。
穿刺は痛みを伴うので仕方がないかと思うのですが、担当看護師として今日の状態を聞きにいっても「別に」「あなたは嫌」など言われることもありました。
透析はまったりゆったりのイメージが強いかと思いますが、循環動態が変動しやすく、心疾患等の重大な合併症をもっている方が多いので急変が多いです。
ショックを起こしたり、脳梗塞や心筋梗塞を透析中に発症したり。なかなか勉強になりますよ
私は消化器内科に勤務していました。
長く闘病している患者さんが多かったので、患者さんと関わる中で信頼関係を築きながら仕事ができたのが良いところです。
もちろん治癒したり、快方に向かって退院していく患者さんも大勢いましたが、入退院を繰り返すうちに弱っていく患者さんを見るのは辛かったのが良くないところです。
いいところは患者さんと本気のコミュニケーションをすることで状態が改善することもあることです。
よくないところは、採血や点滴など器材を扱う処置の機会があまりないので、スキルがあまり伸びないことです。
チャンスがあったら積極的に立候補して場数を踏まないと、浅い経験で年をとってしまいます。
精神科の患者さんはこころの純粋な人が多いので看護者の方が癒されたり、いろいろ気づかせてもらうこともあります。
一方で、その場の雰囲気をうまくつかめず自分の気持ちをストレートに言ってしまう、あるいは上手く表現できないために言われた側はたとえ看護者であっても時にきついです。
また患者さんは欲求についても正直に表現してしまうことがあるので、こちらが辛くなることもあります。
勤務していたのはオペ室です。
なので、オペ科になるでしょうか。
科に捕われず、いろいろな科の手術のエキスパートになることが出来ます。
しかし、オペ室勤務なので病棟業務については全く分かりません。
例えば、オペ室ではしない検査についての全処置などはわからないので、病棟への移動があればまた一から病棟業務を覚える必要があるので大変です。