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看護師と急変時の対応~オペ室では遭遇しなかった体験談~


看護師として日々勤務していると、病棟の特色によってもその頻度は違ってきますが、必ず“患者の急変”に遭遇しますよね。

急性期病棟や終末期の患者さんが多い病棟ともなると、もしかしたら毎日必ず、程度に差はあれ何かしらの急変が起こっているという所もあるかもしれません。

かく言う私も、この前の夜勤で久しぶりの“ハードな急変”に遭遇しました。

結婚前に勤めていた頃は、手術室勤務でもありましたし日赤職員だったということもあって、もちろん急変時の対応やBLS・ICLSなどの訓練は頻繁に行っていました。

ですが、実際にそれらの訓練を実践する場に遭遇したかというと…。

実は私はオペ場で働いていた6年の間、奇跡的に術中死やそれにつながる程の大きな術中急変に遭遇することがなかったのです。

日赤手術室での6年間

私がオペ場で遭遇した急変といえば、直接介助の際に清潔操作の徐細動パドルを医師に渡すと解決したものくらいで、間接介助を担当している時には受け持ちにも、周囲にもそういった状況は起こらなかったのです。

本当に不思議なのですが、6年間の拘束業務の際にもです。

もちろん、年に数件は重症の交通外傷の患者さんや急性脳疾患、急性心疾患の患者さんなどの急変や術中死が起こることもあったので、当時の後輩達には短い臨床経験の中で、急変や術中死を経験した子もいたのですが、その中で私自身はそれらを一度も経験することなく退職したのでした。

というより、手術室という場所は常に誰かしらの医師が側にいる状態だったので、異変を早期に察知してその時点で近くの医師に声をかければ、すぐに“医師の判断と指示による対応”になっていたため、それほど負担に感じた事がなかっただけ…なのかもしれません。

今振り返ってみるとですが(^^;)

復帰後の夜勤中に起こった初めての急変

なので、復職して病棟で勤務するようになってから初めて、“訓練ではない本当の急変”に遭遇するようになりました。

復帰した当初は、言ってしまうと一応、看護師〇年という肩書きがありながらも、私の人生の中では初めての急変応対でした。

なので、復帰後の夜勤中に初めて急変が起こった時は、ブランクもあって新人同様に緊張して焦りました。

しかし、若い頃の訓練はやはり身体が覚えていたのでしょうね。

なんとか乗り切ることはできましたが、やはりその日の夜勤はいつもよりどっと疲れが出て、次の日は子ども達のお迎え直前までひたすら何もせずに寝ていたという思い出があります(笑;

そんな苦い思い出から数年が経ったこの前の夜勤中、この日はなんと、結構バタバタとした急変が3件も重なってしまいました。

私の部署ではこれは本当に珍しいことでした。

さすがに数年の経験から落ち着きはあるものの、1回の夜勤で3回も緊張と緩和を繰り返すことになると、精神も肉体も疲労が半端ではありませんでした。
…年を取ったというのもあるのでしょうか(^^;)

とにかくなんとかその日の夜勤勤務を終え、家に帰りついた私は久しぶりに家事のすべてを投げ出して「とにかく寝続ける」という必殺技を出したのでした。

たっぷり充電できたので、また明日からは仕事と家事を頑張りたいと思います。

ワーキングナースの皆さん、長い看護師人生。
適度に手を抜きつつ仕事と家事、頑張りましょうね(^v^)q