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看護師資格を取得するまでにかかる費用


看護師は人の命と直接かかわる職業です。看護師になるためには看護学校に行く必要があり、特に臨床実習は心身共に大変な苦労が伴うことが多く、資格を取るまでの道は容易ではありません。

また、看護学校は独自の様々な特色があり、かかる費用に大きな違いが出てきます。

お金の心配がない人なら、どこでも自分が行きたい学校へ希望することができますが、そんな人ばかりではありません。
家庭のこと、自分の生活など頭をいっぱい悩ませて決断せざる得ない人もいます。

実際、学校に通うと勉強だけでも大変なので、できればお金のことはあまり考えないで過ごしたいものです。そのため、看護師資格を取得するまでにはどれぐらいの費用が必要になるのかを事前に調べておきましょう。

看護師と准看護師の違い

看護師には、看護師と准看護師が存在していることをご存知の方も多いでしょう。しかし、その違いを十分理解しているでしょうか。

免許を取得するまでの期間や費用、就職先での収入など違いがありますが、臨床現場での立場の違いが大きく、働いている本人の気持ちの違いも大きいと思います。

看護師は厚生労働大臣が免許を発行する国家資格であり、准看護師は都道府県知事が免許を発行する知事資格になります。
看護師は、3年もしくは4年制の看護学校に行き、国家試験に合格することすることで免許が得られます。
准看護師は、2年もしくは3年制の准看護師学校に行き、地方試験に合格することが必要です。

また、学校でのカリュキュラムの時間が、看護師は3000時間に対して准看護師は1900時間であるため、業務内容も異なってきます。

看護師

看護師は、医師の指示もと自分で判断して医療行為の補助や看護実践が可能です。高い専門知識や技術、倫理観をもって業務を遂行できるので責任感ややりがい、充実感へとつながっていきます。

看護師長などキャリアアップ、専門看護師などスキルアップを目指す道が多く開かれており、バックアップ体制も比較的整っています。大学病院などの大きな施設では、看護師のみ募集をされていることが少なくありません。

自分が進みたい道への選択肢が幅広く設けられているので、自分自身の将来に期待を膨らませることができます。

准看護師

それに対して、准看護師は、医師や看護師の指示に従って業務を行うと定められているので、看護師への指示はできません。

自分で判断して業務を行うことができないものの、業務の許容範囲に大きな差はないのですが、臨床現場では看護師の手伝い的な立場として考えられることが多いと感じます。就職先も限られており、役職に就くことも困難です。

准看護師は、就職に関しても不利になり、給料も安いです。准看護師になってから看護師免許を取るなどは個人の考え方次第ですが、准看護師にできて看護師にできないことはありません。特別な理由がなければ、最終的には看護師資格を取得することのメリットが大きいと考えます。

看護師になるための費用

看護師になるためには、看護大学と短期大学、専門学校に行く方法があります。学費は学校独自の設定になっていて、私立と国公立の学校では私立の方が高く、差は大きいです。

私立看護大学の学費は4年間で500万円以上、国公立の看護大学の学費は約200万円程度が相場だといわれています。

看護学校の中で、私立の看護大学が1番高い設定になっていますが、高いには理由があります。大学では他の学校に比べて1年間長いこと、看護学以外にも一般教養を学ぶことができるなどカリュキュラムが豊富で施設も充実していることです。

大学によっては、普段接することができない名誉ある教授の講義に参加することができるなどの嬉しい面もあります。学士を取得することもでき、専門看護師などスキルアップを目指すときに強みとなることも多いと思います。

看護短期大学は3年間で私立は約400万円、国公立は約250万円です。看護専門学校は3年間で私立は200~300万円、国公立は約100万円程度ですが、中には無料の学校もあります。

専門学校には病院と付属で設立されていることが多く、病院が授業料を負担している場合があります。

学校選びで迷った時に、費用を考えると安い方が魅力的なことは確かですが、どの学校を選んだとしてもお金はかかります。そのため、親など支援してくれる人と十分話し合って決める必要があります。

准看護師になるための費用

准看護師は、高校の衛生看護科または高校卒業後に准看護師養成学校に進学することが必要です。費用は約100~150万程度必要になるので、専門学校と同じぐらいかかることがあり、高いと感じる人もいるのではないでしょうか。

しかし、准看護師養成所の受験資格は中学卒業以上であり。2年で卒業が可能なため、早く働きたい人にとっては一番短期間で資格を取得できる手段です。また、学習時間が看護学校よりの短時間であるため働きながら学校に通うことも可能になります。

学費以外にも必要なお金

看護学校では、入学金や授業料以外にも教材費やユニフォーム代など、必要になるお金が少なくありません。勉強のため専門書などが欲しいと思うこともありますが、ほとんどの本は数千円と高いので購入をためらいます。それでも、買わなくてはいけないときも出てきます。

また、通学のための交通費や、自宅から通うことが困難で、一人暮らしをする場合は生活費のことも考えなければいけません。

もし費用面で不安があるならば、国や学校からの奨学金など援助してもらえる制度があるので調べてみることをおすすめします。

病院の中には、必ず就職することや勤務年数などを条件に返済なしで費用を全額支給してくれる病院もあります。
学生時代に自由に就職を選ぶことができないデメリットはありますが、お金の心配が少なくなるので、利用している学生が多くいます。学校を選ぶ時には知っていて損はないので、これは事前に多くの人に知ってもらいたい情報です。

看護師になりたいと思ってから就職するまでの間、自分ではどうすることもできない問題がでてくることもあります。しかし、そんな時は1人で悩むことなく、誰かに相談することや積極的に情報を探すなど前を向いて進みましょう。

折れることがない情熱を持てば、必ず看護師になれる道は開けると信じています。