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3~5段階に分けて評価される看護とクリニカルラダーとは?


ラダーは梯子という意味であり、仕事の難易度や賃金に応じて細分化し、下位から上位へと昇れるシステムをキャリアラダーといい、取り入れている企業もあります。

看護業界も同じ様に病院のシステムに取り入れている場合もあり、クリニカルラダーという言葉で成り立っています。
看護の活動は超高齢社会による背景、看護師育成の教育などもあり、地域や教育の場で活躍する事が可能になっています。

しかし、臨床で看護実践を行いたいという看護師の能力を評価し、報酬を保証するためのシステムとなっています。
クリニカルラダーの構造は基本的には臨床実践、管理、研究、教育、リーダーシップとなっていますが、各々の病院によって取り組み方は異なり、3~5段階に分けて評価が行われます。

目標と評価の仕方

各々の段階に分けられたレベルに応じた目標が病院の特性に合わせて設定されます。
さらに、必要に応じて細かな目標設定が行われる場合もあります。

評価の仕方は目標に沿って規準を定め、さらに詳細に評価できるように基準を定めた評価シートで行われる事が多く、その評価内容も病院独自で設定されています。

評価は上司のみが行うのではなく、自己でも行えるようになっており、自分を正しく評価できるかの指標にもなり自己分析できるようなシートになっています。
場合によってはレポート提出を行っている病院もあります。

評価を行う事によって自分の未熟な部分を認識でき、次の段階へのステップアップとなります。

薬剤師と看護師の違い

看護師は院内における臨床実践を元に評価が行われるために、院内での実践による評価が行われますが、薬剤師の場合はWebテストによって評価が行われます。

そのテストを受ける条件として規定本数6以上の実践記録を毎年、日本薬剤師会に提出することと、プレチェックが完了していなければなりません。

さらに不合格になれば降格になってしまい、厳しい条件となっています。
国民の健康面や安心、安全を守る立場は同じであることから生涯学習の必要性によってクリニカルラダーが設定されています。

研究の必要性

臨床において十分に行われていないのが研究です。
現在の看護勤務体制の中で研究を行うことは困難な状況になっています。
テーマは与えられるわけではなく、自分で見つけ出さなくてはなりません。

今、どのような看護の研究を行う必要があるのか研究テーマの抽出を行う事から始める事で研究能力を高める事ができます。
またグループで行う場合には、研究メンバーとの関係性を築く事もでき、今までのレベルの段階で学んできた事を生かすことも可能になります。

研究段階において、今までの論文を読む機会が増え、知識を得る事もできます。
さらに、今までの論文を参考にする事で自分の行ってきた看護が良い看護であったのかどうかも振り返る事もできます。
看護研究は科学的根拠を元に行う事で今後の看護において、よりよい看護が実践できるようにすることが可能になります。